小澤研究室

研究について

大学院生の時は主に冷却原子系の多体物性理論の研究を行っていました。今でも研究分野を聞かれると冷却原子の理論家ですと答えるのが一番しっくりきます。イタリアのトレント大学でのポスドク時代にトポロジカル絶縁体の物理に興味を持ち、それを原子や光に応用する研究を始めました。今では冷却原子系、ポラリトン系や光共振器系などAMO系の凝縮系理論を広く研究しています。私は理論家ですが、実験家との共同研究も大好きです。

職歴

2024.04 - 現在東北大学材料科学高等研究所（AIMR）教授
2020.02 - 2024.03東北大学材料科学高等研究所（AIMR）准教授
文部科学省 卓越研究員
2019.10 - 2022.03さきがけ研究員（兼任）、科学技術振興機構（JST）
2018.04 - 2020.01理化学研究所 iTHEMS 上級研究員
2018.01 - 2018.03Université Libre de Bruxelles（ベルギー）ポスドク
Nathan Goldmanのグループに所属
2015.04 - 2017.12INO-CNR BEC Center, Università di Trento（イタリア）シニアポスドク
2012.09 - 2015.03INO-CNR BEC Center, Università di Trento（イタリア）ポスドク
Sandro Stringari 及び Iacopo Carusottoのグループに所属
2012.06 - 2012.08University of Illinois at Urbana-Champaign（アメリカ）ポスドク

学歴

2012.05 University of Illinois at Urbana-Champaign、Ph.D. in Physics 取得
博士論文: Topics in multi-component ultracold gases and gauge fields
指導教官: Gordon Baym
2007.10 University of Illinois at Urbana-Champaign、M.S. in Physics 取得
2006.03 東京大学理学部物理学科卒業
2002.03 巣鴨高等学校卒業

受賞

2024 令和5年度 丸文研究奨励賞, 丸文財団
2024 第6回 晝馬輝夫 光科学賞, 光科学技術研究振興財団
2023 Asian Young Scientist Fellowship
2021 東北大学ディスティングイッシュトリサーチャー（2027年まで）
2021 令和３年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞
2021 第15回 日本物理学会 若手奨励賞（領域１）
2020 桜舞賞（研究奨励賞）, 理化学研究所
2017 Outstanding Referee, アメリカ物理学会
2012 Vijay R. Pandharipande Prize in Nuclear Physics, University of Illinois at Urbana-Champaign

外部資金（代表のみ）

2024 - 2027 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 計14,300,000円
2023 - 2026 JST さきがけ研究員研究費 計15,550,000円
2023 - 2025 Asian Young Scientist Fellowship 計100,000 米ドル
2020 - 2023 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 計13,200,000円
2019 - 2023 文部科学省 卓越研究員 研究費・環境整備費 計16,000,000円
2019 - 2022 JST さきがけ研究員研究費 計10,000,000円
2018 - 2019 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 計2,300,000円
2018 - 2019 理化学研究所 奨励研究課題 計3,000,000円